インドの教育事情!現地インターナショナルスクールの選び方

インドの教育事情・特徴を徹底解説。私立インターナショナルスクールの選び方

インド インターナショナルスクールの選び方

家族でインドに暮らすことになったけれど、子供のスクール選びはどうやって進めればいいの?

日本人のお子様が通う学校は、主に現地の私立校(インターナショナルスクール含む)または、日本人学校(デリーのみ)です。

インターナショナルスクールといえど、多くの学校があります。

自宅からの通いやすさ、カリキュラム、校風、設備など、スクール選びの基準はご家庭によりそれぞれです。

今回は主に日本人の方のインターナショナルスクール選びがよりスムーズに運ぶよう、インドの教育制度から学校選びのポイント、おすすめ校について、お伝えしていきたいと思います。

  • インドにはどんなスクールがあるの?
  • 英語の授業についていける?
  • 学校を見学したいけれど見るポイント、比較基準がわからない
  • 日本人の多いスクールがやはり安心なの?
目次

インドの教育制度

はじめにインドの教育制度について見ていきましょう。

学年

インドの学年は、日本の小学1年生はインドではGrade1にあたり、入学基準はその年の3月31日までに満6歳(2023年に改定 以前は満5歳)で、日本と同じ学齢で義務教育の課程が始まります。義務教育(以下赤太字)は、Grade1〜Grade8(小学校〜中学校)の8年間です。

※赤=義務教育期間

中等学校2年生(Grade10)と上級中等学校2年生(Grade12)の成績は、その後の大学進学で非常に重要なスコアとなります。

学校の種類

インドの学校の種類は大きく分けて、公立校(ガバメントスクール – 州政府や国の学校)と、私立校です。

私立校には、インド国籍の生徒が多数を占める学校と、多国籍の生徒が在籍するインターナショナルスクールに分かれます。

日本人のお子様が通われているスクールは、主に私立(インターナショナルスクール含む)です。

年間の主なスケジュール

年間を通してのインドの学校のスケジュールは日本とやや異なります。また学校によっても異なるため、入学前に確認しておくと良いでしょう。

学校の年度初めの時期

年度始めは学校にもよりますが、4月や7月はじまりのスクールがあります。日本からのお子様は特に渡印のタイミングがそれぞれですので、年度始まりでなくても、基本的に生徒数の枠が空いていれば入学することが可能です。

長期休暇の時期

学校により開始日や期間は異なりますが、主に以下のスケジュールで長期休暇に入る学校が一般的です。北インドと南インドで夏休みの時期が異なりますが、以下は北インド(グルガオン、デリー)の場合です。

最も休暇期間の長い夏休みには通常のカリキュラムとは別にサマープログラム(任意参加)を実施するスクールもあり、夏ならではの制作やアクティビティを楽しむことができます。

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時期期間
夏休み5〜7月の間1〜2ヶ月ほど
冬休み12〜1月の間2週間〜1ヶ月ほど
春休み3〜4月の間2週間〜1ヶ月ほど
祝祭日年間を通して1〜7日/月ほどDiwaliが最大の祝祭日で1週間ほど休みになるスクールが多いです

インドのインターナショナルスクールの特徴

インドのインターナショナルスクールの特徴を挙げていきます。

  • インド人比率が半数以上を占めるスクールが多い
  • イベントが多い
  • 主要なカリキュラムはIB(国際バカロレア)
  • 生徒に対して大人の人数が十分に確保されていて安心感がある
  • 開講時間は8:30〜18:30の間(8:30〜12:00 or 15:00が主流、その後補講クラスや延長保育などのプログラムを提供をするスクールもある)
  • ミュージック、ダンス、アートなどのクラスが充実している
ギターのクラス

インターナショナルスクールのIBやCambridgeって?

インドの私立インターナショナルスクールでは、学校や州、国独自のカリキュラムだけでなく、IB(国際バカロレア)をはじめとする、国際的なカリキュラムを導入しているスクールが一般的です。カリキュラムCurriculumは、ボードBoard といわれることも多いです。

IBって聞いたことがあるけれど、一体なんなの?他にはどんなカリキュラムがインドにはあるの?

そんな疑問におこたえしていきます。

IB – International baccalauréat(国際バカロレア)

IB は、インターナショナルバカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育カリキュラムです。世界159以上の国・地域、約5,500校において実施されており、日本には207校あり、その数は年々増加しています。

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Primary Years Programme Middle Years ProgrammeDiploma Programme
PYPMYPDP
Pre Nursery〜Grade1〜5Grade6〜10Grade11〜12
精神と身体の両方を発達させることを重視した初等教育プログラム。これまでの学習と社会のつながりを学ばせるプログラム。IBDPカリキュラムを2年間履修し、最終試験を経て所定の成績を収めると、国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)が取得可能。

高校2、3年次にあたるIBDP(IBディプロマ)の修了は、大学入学資格となります。スコアが高ければ、アメリカやカナダ、イギリスなどをはじめ、各国の名門大学の入試で有利にはたらきます。日本の大学進学だけでなく、海外大学への留学を視野に入れている方には必見の教育カリキュラムです。

Cambridge Assessment International Education(ケンブリッジ アセスメント)

Cambridge Assessment International Education(以下Cambridgeカリキュラム)は、イギリスを本部とする国際的な教育プログラムです。世界150ヶ国以上、約5000校以上において実施されています

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Cambridge
Early Years
Cambridge
Primary
Cambridge
Lower Secondary
Cambridge Upper Secondary
(IGCSE / O Level)
Cambridge
Advanced
Pre Nursery

Nursery
Grade1〜5Grade 6〜8Grade 9〜10Grade 11〜12
就学前初等教育プログラム。学校教育の初期段階にある児童に基礎教育を提供します。初等教育プログラム。学校教育の初期段階にある児童に基礎教育を提供します。Grade 9〜10のIGCSE(またはO Level) は義務教育修了を証明する国際資格。大学受験資格。学習方法も、資格取得までのルートも多岐にわたる。

インドのインターナショナルスクールでは、学年に応じて前述のIBカリキュラムと組み合わせて実施しているスクールも多くあります。

グルガオンの人気校 GD GOENKA WORLD では、〜Grade5はIBカリキュラム、Grade6〜8とGrade 9〜10は、Cambridgeカリキュラムを実施しています。

大学受験の資格となるGrade11〜12では、IBカリキュラム(IBDP)とCambridgeカリキュラム(A-Level)のいずれかを選択することができます。

CBSE

CBSE(The Central Board of Secondary Education / 中央中等教育委員会)は、インドの教育カリキュラム、すなわちインドの教育方針で、国内で最も広く採用されています。

Grade12で実施されるBoard Exam(日本でいうセンター試験と同等の試験)のスコアは、インドの大学入試において、非常に重視されます。

その他インドで用いられている教育カリキュラム

・American Curriculam – アメリカンカリキュラム(アメリカの教育方針)
・Montessori – モンテッソーリ(世界中の主に就学前スクールで導入されている教育法)
・IPC(国際的な初等教育カリキュラム)
など

インドでの教育の不安

異国の地への不安も多い中、我が子を安心して預けられる学校は?

保護者の方々から多く寄せられる疑問におこたえしていきたいと思います。

  • 教育の質
  • 生徒数に対する教師の比率
  • 衛生面
  • 英語力
  • 食事

教育の質

入学先はお子様の特性を伸ばし、学力を伸ばしてくれる学校を選びたいですよね。

どれだけカリキュラムが優れていても、それを運用する教師の子供とのコミュニケーションが成り立っていなければ、子供は安心して知的、好奇心を伸ばしていくこと、学びを積み上げていくことが困難に思われます。教育の質は、教師の質とも言えるでしょう。

インドはよりよい給料を得るために転職するのは当然という考えを持つ方が多い国であると言われています。”教師”という職業においても、です。

教師がころころと変わるようなスクールであれば、子供もなかなか安心することができません。

一概には言えませんが、大手スクールで、生徒数も多い学校であれば、そこで働くことが教師自身のキャリアになり、安定した職場環境であるという点から、定着率は高い傾向にあります。

大手グループ校IBキャンパスの先生ミーティング

生徒数に対する教師の比率

特に就学前のお子様は、目が離せないことも多く心配ですよね。

日本人の方が通うような私立インターナショナルスクールでは、15~20人定員のクラスに、大人が最低2〜3人常駐していることが一般的です。(メイン教師、アシスタント教師、ナニー)

そのため、お子様の動きに素早く対応できる体制が整っているので、非常に安心感があります。

衛生面

衛生面で深刻なニュースが取り上げられることも多いインド。教育現場では?

学校での衛生面への取り組みをご紹介していきます。

手洗い・消毒

インドでは手洗いなどの衛生教育が全くないのでは?と思われる方も多いですが、教室に入る前の消毒や、食事前後の手洗い指導は基本です。

大気汚染対策

インドは大気汚染が深刻で、特に11〜2月ごろがピークです。学校は、広々とした屋内運上場などの施設が整っており、外の状況に合わせて、屋外でのアクティビティを控え、屋内でのびのびと体を動かせるよう、カリキュラムが組まれています。また、スクール選びの際には、空気清浄機の設置状況も見ておきましょう。

学校に設置されている大型空気清浄機

英語力

はじめての英語環境で我が子が学びについていけるか心配に思われる方は多いです。

英語力の必要レベルは学年によりますが、補習が必要という場合はESL(English as a Second Language※後述 )のクラスを受けることができます。

基本的に就学前(Pre Nursery、Nursery、Kinder Garten)ではESLを実施していないスクールが多いです。

食事

スクールの給食ではインド料理とコンチネンタルの食事が提供されていることが多いです。もちろんお弁当の持参が可能なスクールもあります。

どちらのスクールも給食は基本的にベジ料理のみです。

偏食があり給食を食べてくれるか心配、という方もいらっしゃいますが、通学後は解消され、なんでも食べるようになったというお子様も多いです。

給食は、学校内のキッチンで作っているところや、ベンダーが運んでくるところ、自分たちで育てた野菜を使っているところなど、様々です。

気になる英語環境への適応は?

インターナショナルスクールに通うからには英語が話せるようになって当然?

英語力の伸び方に個人差は大きく、学校では英語を話していても家庭では全く話さないケースも多々見受けられます。

学校で英語を十分に学びとれていても、それ以外は日本語がメインであれば、保護者の方がお子様の英語力を正確に把握し、伸ばしていくことも困難であるともいえます。

インターナショナルスクールに入るからには、英語力をなんとしてでも身につけてほしいという思いはどちらのご家庭にも共通するものであるかと思いますが、お子様の英語力は、特に低年齢であればあるほど、保護者の方とのコミュニケーションが鍵となります。家庭内でも英語を積極的に使ったり、学校だけでなく、学習塾や英会話なども取り入れるなど、全力でサポートする覚悟が必要です。

ESLクラスとは

ESLとはEnglish as a Second Languageで、一般的に英語を母語としない生徒のための英語コースのことです。

お子様のESL受講の必要性や、学年の調整は、入学時の面談や、場合によっては筆記試験により、学校とご家庭で相談し、決めていきます。

インドのスクール選びのポイント

インドのスクール選びにおいて、チェックしておくべき主なポイントは以下の通りです。学校見学時の参考にしてみてください。

  • 対象年齢(スクールの規模)
  • 立地(通いやすさ)
  • 生徒数
  • 生徒の国籍比率
  • 給食の有無
  • スクールバスの有無
  • 施設
  • 日本語対応窓口の有無
  • 校風
  • 英語などの補講授業の有無

どんな学校があるの?

グルガオン、デリーのスクールの一部をご紹介します。幼稚園〜高校生までのプログラムを提供しているスクールと、就学前教育のみを提供しているスクールで規模や設備が大きく異なります。

また、日本人窓口担当のいるスクールでは、入学前のカウンセリングから入学後の各種案内や、ちょっとした相談事についても日本語でコミュニケーションをとることができるため、インターナショナルスクールに興味があっても、英語環境についていけるか不安という方にも安心して通えるポイントです。

スクール対象年齢カリキュラム日本人窓口
GD GOENKA GLOBAL SCHOOL2歳 〜 Grade5IB
GD GOENKA WORLD SCHOOL3歳 〜 Grade12IB、 Cambridge
UNICOSMOS International School 1歳 〜 Grade10IB
Lancers International School3歳 〜 Grade12IB、 Cambridge×
Pathways World School3歳 〜 Grade12IB×
Heritage International Xperiential School3歳 〜 Grade12IB、 Cambridge×
Merto Delhi International School3歳 〜 Grade12American Curriculam×
Japan International Academy2 〜 6歳独自カリキュラム
Little Unicorn’s International Garderie16ヶ月〜 5歳半IPC、Montessori & Experiential Learning×
SIS PREP10ヶ月 〜 4歳Affiliation – Reggio Children, Singapore International School Mumbai×

各学校の様子はスクールの公式webサイトやSNS(Instagram)などからもご確認いただけます。実際に訪問しご見学いただくことももちろん可能です。

インドの学校の設備

設置状況は学校により異なりますが、私立インターナショナルスクールの主な設備をご紹介します。

  • セキュリティールーム(警備室)
  • ナースルーム(保健室)
  • カフェテリア(食堂)
  • プレイグラウンド(屋内外運動場)
  • プール(水泳場)
  • ライブラリー(図書室)
  • ミュージックルーム(音楽室)
  • アートルーム(美術室)
  • ICTルーム(PCルーム)
  • オーディトリウム(主に発表会やセレモニーなどを行う)
  • シアタールーム(主に小規模な発表会やセレモニーなどを行う)
  • エアクリーナー(空気清浄機)
ICT(Information and Communication Technology)ルームではプログラミングや3Dプリンタを用いた制作などを専門の教師から学ぶ

インドのスクールに通う保護者の方の声【体験談】

カリキュラムや学校については何となくわかってきたけれど、実際に現地のスクールに通学している方の意見を聞いてみたい!ポジティブな意見だけでなく、インターナショナルスクールに通われる日本人の方ならではの、ネガティブな意見についてもご紹介していきたいと思います。

ポジティブなご意見

英語環境、のびのびとした学習環境、先生の他にも十分な人数のシッターさんがいて安心感がある

  • 気づいたら英語で話せるようになっていて驚いた
  • 生徒数に対して大人の人数が十分で安心感がある
  • 給食を利用するようになり偏食がなくなった
  • インターナショナルスクール間でも転校したら明らかに学力が伸びた
  • 日本では発達障害と言われていたが、インドではのびのびと学べるようになった
  • 子供や自分(親)自身の直すべき部分ばかりに目を向けていたが、インドの学校では良い点に注目してくれることが多く、前向きに育児に向き合えるようになった
  • 先生たちが愛情深く感激した

ネガティブなご意見

学校行事や突然の休校など急なアナウンスが多い、お菓子などの甘いものが許容されている

  • 急なイベント行事やそれに伴う衣装や持ち物の指示、学校の時間変更や休校などの急な政府からの指示が時々ある
  • 日本人に人気の学校は、学年などクラスによっては日本人の比率が高く英語の習得が心配になった※1
  • インドでは幼少期の甘いものに対して日本ほど否定的でないため頻繁にお菓子を食べるようになってしまった
  • 長期休暇が長い※2

英語力の伸び方お子様によってそれぞれです。指導はすべて英語で行われるため、日本人のお友達が同じクラスにいても、十分に英語で学べる環境ではあります。学校では英語を喋っていても親の前では日本語でしか話さない場合もあります。

学校では定期的に英語で理解力の確認が行われています。また、先生に相談に乗ってもらうことも可能です。心配な場合は、学校によっては保護者の方のご意向に応じて同じ学年の中でクラスの調整を相談することも可能です。せっかく入学した学校です。転校するとなると、子どもにはじめから学習環境に慣れてもらう必要もあります。決断を早める前に、まずは安心して周りの方に相談しましょう。

年間で最も長い休暇期間は夏休み5〜7月で多くの学校が1〜2ヶ月ほど休みになります。

長期休暇の過ごし方
長期休暇中は日本に一時帰国して、本帰国後に通う予定の公立校に通わせている方も多く、休学する必要なく、本帰国後の移行がスムーズに進められるよう、準備できる期間でもあります。日本の教育にも触れられる良い機会ともいえるでしょう。

また、長期休暇を設けていないスクールもあり、メインのスクールが夏休みや冬休みの休校期間中だけ、サブスクールとして通うことも可能です。

母語教育の進め方。本帰国後を見据えて

英語でコミュニケーションがとれるようになってほしい、せっかくの機会だから学校はインターナショナルスクールが良さそう。けれども本帰国後の学習環境は日本語だし、インターナショナルスクールへの通学を継続する場合でも、日本人としての母語教育はインドにいる時からしっかりと取り組んでいきたい。

インドでの生活では、どのように日本語を伸ばしていくことができるのでしょうか。

日本語学習のサポートがあるインターナショナルスクールもある

インターナショナルスクールといえど、日本人の生徒数が多い人気校では、日本語のクラスを設けている学校もあります。就学前であれば、読み聞かせや、プリント学習などのクラスがあります。図書館で日本語の本を借りられる学校もあります。

自宅で読書、プリント学習を日課に

自宅で日本語学習を習慣化するために、日本語の本の読書(読み聞かせ)や、プリント学習を日課にしているご家庭は多いです。海外在住家庭の日本語教育は親御さんの根気も必要となりますが、無理なく進めていくことで、語学力は着実に積み上がっていきます。

日本人用の塾

小学校以上になると勉強も徐々に難しくなり、家庭学習だけでは不十分では?と、心配をされる保護者の方もいらっしゃいます。特に帰任後の学習環境を見据え、日本語での学習を習慣化していきたいという方は、通塾やオンライン受講などの方法もおすすめです。

インド帰任後の子どもの進路が心配

インドのインターナショナルスクールから、日本の学校へ入学する際に注意すべきポイントは?どんな選択肢があるの?

日本からインドへ移ることと同様に、インドから日本へ移ることもお子様にとっては大きな変化です。

一時帰国時に日本の学校を下見をしておく

日本に一時帰国をする際に、本帰国後に通う予定の学校を下見される方も多いです。日本での学生生活や、学習内容とのギャップを埋めておくことで、本帰国後スムーズに日本の学習環境に移行しやすくなります。

本帰国後もインターナショナルスクールに通学

インドでの経験を経て、せっかく積み上げてきた英語力を活かし、日本でもインターナショナルスクールを選択される方も多いです。その際にIBやCambridgeカリキュラムなどの国際的なカリキュラムをパスしていることで、日本のインターナショナルスクールへの入学もスムーズに進めることができます。

インドのインターナショナルハイスクール(高校)からの大学受験は?

高校卒業までインターナショナルスクールで学業を納めている場合、帰国枠、IBDP枠など、大学によって海外での学歴を保有している学生に対して、特別な受験枠を設けている大学も多いです。

インターナショナルスクールでIBDPを取得、スコアが高い(満点=45)ほど、日本の名門をはじめ各国の大学受験でも有利にはたらきます。

子どもだけインドに残り学生生活を継続

高学年(中学生以上)であれば、寮併設の学校も多く、お子様だけインドに残るという選択肢を取ることも可能です。

まとめ

インドの教育事情について解説してきました。今回お伝えした内容はあくまでも基本的な内容になりますが、お子様のインド生活の軸とも言えるスクール選びを少しでもスムーズに進めていただけたら幸いです。

スクール見学のご希望やご相談は、ぜひお気軽にご連絡ください。

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この記事を書いた人

インドでの暮らしに安心と信頼を。新生活をできるだけポジティブに。インドで子育てをする筆者および運営スタッフが、主にインド グルガオンでの生活がより豊かにポジティブなものになるよう、教育を軸に、学校の探し方や入学方法、その他インド生活にまつわるお役立ち情報をご案内いたします。

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